ホテルや旅館で防犯カメラを設置する6つの主な効果的な場所
ホテルや旅館では、さまざまな問題が起こる可能性があります。宿泊客とホテル側とのトラブルや、宿泊客同士のいざこざ、さらに、窃盗などの犯罪行為も起こりえます。また、人の出入りが多く、不審者の侵入を許す可能性がないとは言えません。敷地が広く、建物の構造が複雑で、死角が多いホテル・旅館であれば、なおさら問題発生の確率が高まります。
そうしたトラブルに対処する上で、効果を発揮するのが、防犯カメラの設置です。カメラで記録することにより、事後の対処が円滑に進んだり、問題点を解決するのに役立つなどの効果があります。では、具体的にどのような場所にカメラを設置するのが効果的なのか、その場所と目的について見ていきましょう。
1.フロント上部
ホテルや旅館のフロントは、比較的トラブルの発生しやすい場所です。予約に関するもめごとや、ホテルへの苦情といった宿泊客とのトラブルは、ホテル側とゲスト側とで言い分が食い違うことも多く、場合によっては大きな問題へと発展する可能性もあります。
それに対し、フロントの上部にマイク内蔵の防犯カメラを取り付けることで、双方のやりとりを正確につかむことができますから、トラブル解決につなげることが容易になります。
また、強盗や脅迫といった犯罪にあった際も、防犯カメラの映像は有力な証拠となりますし、そういった犯罪行為を未然に防ぐ抑止力にもなります。導入費用が気になる場合にはリースやレンタルといった方法もあります。
2.駐車場
ホテル・旅館の駐車場もまた、比較的問題が発生する確率の高い場所です。車を出し入れする際、柱や壁にぶつかって傷がついた、別の車と接触したなどのトラブル、車上荒らしやひき逃げなどの犯罪も起こりえます。そういった場合、ホテル側の管理体制が問われことにもなりかねませんし、ホテル自体のイメージが悪化する可能性もあります。
一方、駐車場に防犯カメラを付けることで、事故や事件の様子を記録することができ、トラブルを解決しやすくなります。また、窃盗などの犯罪行為を抑止する上でも効果的です。
3.エントランス
ホテルは不特定多数の人間が多く出入りする場所です。宿泊客以外の人間の入館も少なくなく、中には犯罪目的の者や、不審者が混じっていることもあり得ます。
ホテルのエントランス付近に防犯カメラを設置することで、出入りする人間の様子をチェックすることができます。ホテル内で盗難や傷害などの事件が発生した場合、見慣れない人間や、不審な人間を確認し、証拠として提出することが可能になるため、ホテル内の安全確保につながります。また、不審者に対してはカメラの存在が威嚇効果を発揮するので、やはり犯罪の抑止力としての役割が期待できます。
その他、接客目的としては、送迎バスや宿泊客の到着を確認する際にも、カメラの映像が役立ちます。
4.事務所
ホテルや旅館の事務所は、金庫や宿泊客の個人情報など、保安上重要なものが多い場所です。事務所での盗難や、機密情報の漏洩が発生することは、ホテルの信用を落としたり、従業員同士の信頼関係が崩れるなどの悪影響を及ぼします。
こうした場合、事務所に防犯カメラを設置することで、大切な情報や金品などの持ち出しを防ぐことができます。また、カメラがあることによって従業員に緊張感が生まれるため、動作に無駄がなくなるなど、業務を行う上で良い影響が出ることも期待できます。
5.大広間
ホテルで防犯カメラを設置することは、トラブルや犯罪行為の証拠を撮影したり、犯罪を未然に防ぐだけが目的ではありません。宿泊客の出入りや動きをチェックして、接客の効率を上げる上でも効果があります。
例えば、大広間や宴会場では、カメラで宿泊客の様子を見ることで、料理の進み具合をチェックし、次の料理を出すタイミングを計ることができます。また、広間の中で何か異変が起きたり、宿泊客の間でトラブルが発生したときでも、いち早く察知して対処することができます。
もちろん、盗難や傷害などの犯罪行為を記録する上でも効果的です。このように、大広間にカメラを取り付けることは、防犯上でも接客上でもメリットがあります。
6.レストラン
ホテル内のレストランもまた、上記のような理由から、防犯カメラの設置が役立ちます。料理や飲み物を運ぶ、ベストなタイミングが計れるなど、接客面でプラスになります。また、接客対応でのトラブルや、宿泊客同士の問題が発生した場合でも、原因や責任の所在などがわかりやすくなります。また、レストランでも盗難や異物混入などの犯罪が行われる可能性もありますから、それらを監視する上でも有効です。
7.ロビー
ホテルのロビーは、さまざまな人が大勢集まっており、問題が発生する確率も高くなる場所です。スリや置き引きなどの窃盗、強盗などの犯罪や、ケンカなどの問題行為が発生する可能性があります。
こうしたトラブルに対処する上で、ロビーに防犯カメラを取り付けることが有効です。犯罪の証拠や、トラブルの経緯などを詳細に知ることができます。
8.ゴミ置き場
ホテルや旅館は、食べ物や日用品を大量に扱っていることから、廃棄物も大量に発生します。当然、ゴミ置き場は広いスペースがありますが、近年はホテルのゴミにまぎれさせて、自宅のゴミを不法に捨てるケースも目立つようです。ホテルのゴミ置き場は、人目につかない場所にあることが多いため、こうした不法投棄を見張ることは、人間の手では難しいという面があります。
そこで、ゴミ置き場に防犯カメラを取り付けることで、ごみの不法投棄を監視することが容易になります。投棄する人間の顔や、車のナンバーなどを記録できるため、証拠として問題解決のきっかけにすることが可能です。また、カメラの存在をアピールすることで、不法投棄を思いとどまらせる抑止力にもなります。
9.エレベーター内
移動中は密室となる、ホテルや旅館のエレベーターも、さまざまな問題が発生しやすくなります。アルコールが入っている状態の人も多いため、せまいエレベーター内でちょっとしたきっかけから、他人とのトラブルに発展してしまう可能性が高くなります。
エレベーター内に防犯カメラを設置しておけば、トラブル発生時の対応も、比較的スムーズに行うことができます。また、女性や子供にとっても、エレベーター内にカメラがあることで、安心しやすくなるというメリットがあります。
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